vol.137
平成23年12月01日
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早いもので、平成23年も残すところあと1ヶ月となりました。
今年は東日本大震災という災害がおきましたが、改めて自然と
の共生のあり方や、人と人とが繋がりを持つことの大切さにつ
いて深く考えさせられた年となりました。地域に生まれてやっ
と11年を迎えた
けやきの公園
ですが、これからも、
人の顔が見
える、そして、地域交流を土台にして、生き続ける公園として
守っていきたい
とメンバー一同、強く願っております。
☆最近のニュース☆
パート1
去る
11月6日(日)に、「防災体験」
を開催しました。地域の
町会や消防署、志村消防団第四分団の皆様のご協力をいただき、
また、近隣マンション自治会の参加もあり、災害時を想定した
実地体験をすることができました。内容としては、
担架の作り方、
初期消火の練習、三角巾の使い方、AEDの扱い方のほか、けやきの
公園に設置されている防災かまどを利用して防災食を作り、試食
をしました。
けやきの公園
は、
「自然との共生」「地域住民の交流」「防災の
拠点」
という3つの趣旨を持って様々な取り組みをしていますが、
今回の行事は、災害時に、できるだけ家のそばで長く避難をする
ことができる場所としての公園、そして、
自助、共助、公助の実現
の要としての公園
の位置づけを考えています。今後も継続してと
りくんでまいりますので、地域の皆様には、一人でも多くご参加い
ただきますよう、お待ちしています。
Vol.37
けやき[欅]
ニレ科の落葉高木。
ケヤキ、エノキ、ムクノキなど、共にニレ科の高木で、
武蔵野になじみの深い木である。花はじみで小さな花
で高いところに咲くので、よほど注意してみないと分か
らない。花期は4〜5月で、淡い黄緑色、雌雄同株だが
雌雄異花である。
花は新しく伸びた枝の下部に、雌花は上部に付く。
両方とも花弁はない。雌花は花柱の先が2つにわかれ、
雄花には4〜6の雄しべがある。
けやきの公園では、毎年けやきの落ち葉を集めて腐
葉土を作っている。出来上がった腐葉土を花壇にまい
て、草花の栄養にする、という自然の循環を利用してい
る。
「板橋の四季」より 発行:板橋区土木部みどりの課
腐葉土ができるわけ…
落ち葉を庭の隅に積み上げたり、穴を掘ってその中へ
落ち葉を埋めるだけでも落ち葉堆肥を作ることは出来ま
す。しかし、自然に任せるだけでは時間がかかるので、
積極的に微生物の助けを借りることが必要です。微生物
が活発に働くためには成育条件が必要です。空気の好き
な好気性菌や酸素の嫌いな嫌気性菌、また堆肥が発酵し
て温度が80度にも達するので、発酵の過程でも温度に
より成育する微生物が繁殖したり死滅したりする過程を
繰り返します。当初、少量の微生物が繁殖する為には、
温度や栄養分が必要です。その為、シートで覆って温度
を保ったり、米ぬか等の栄養分や発酵促進剤を混ぜる場
合もあります。条件が整い発酵が順調に進むと、発酵に
よる高温で雑草の種子や雑菌を駆除する過程を繰り返す
ので、植物栽培に安心して使用出来る腐葉土が来上がる
のです。
(花と緑のネットワークの資料より)
http://hanasakaoyaji.fc2web.com/adobaisu/adobaisu7.html
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