vol.135

平成23年9月26日

Vol.134/Vol.136

9月に入っても暑さがやわらぐことなく、残暑厳しい
毎日でしたが、台風一過で急に涼しくなってきました。
自然との共生をする私たちが自然の恵みに感謝し、改めて
自然の大切さを感じる季節といえるのではないでしょうか。
また、自然災害からの復興を祈る人々のことも思い、
自然との共生の形をもう一度、私たち自身に問いかけて
みたい季節です。
 
☆最近のニュース☆パート1
けやきの公園の花壇も秋の装いとなってきました。ヒガ
ンバナが開花し始めています。お彼岸の頃に咲くこの花は、
茎が地面から先に生えて、その先に鮮やかな赤や白の花を
つけます。地面が踏み固められると芽生えることが出来な
いので、ネットで保護しております。どうぞご理解のうえ、
開花した花をお楽しみ下さい。
 
☆最近のニュース☆パート2
けやきの公園で秋の行事がたくさん催されます。来る10
月9日(日)には、第10回寄せ植え講習会が行われます。
秋から冬にかけて楽しむことができる草花を寄せ植えにして、
それぞれ持ち帰っていただきます。申し込みなどは、別チラ
シをご覧ください。
また、10月23日(日)には、陽だまりコンサートを開
催します。例年、秋のやわらかい日差しと爽やかな秋風に囲
まれて、クラシック音楽に耳を傾けることのできる、楽しみ
なコンサートです。どちらもけやきの公園での開催です。
どうぞ皆様でお出かけ下さい。

Vol.35
シロザ[白藜]
アカザ科、一年草 草丈:60〜150cm
花期:8〜10月 分布:日本全土
場所:畑、原野
ユーラシア原産で、アカザより早く中国を経て日本
に帰化。若葉や葉の裏が白い粉状物におおわれて
いて、白く見える。
葉は、菱状卵形〜卵形で、長さ3〜6cm。縁には不
ぞろいの鋸歯がある。種子は直径1〜1,3mmの扁平な広楕円形で黒く光沢がある。
イヌガラシ[犬芥子]
アブラナ科、多年草、草丈:10〜50cm、葉互生
花期:4〜9月、場所:道端や草地
分布:日本全土
アブラナ科の花は花弁4個が十の字形に開くこと
から十字形花ともいう。葉は、羽状に裂けて、茎部
は耳状に小さく張り出す。花は黄色で直径4〜5mm、
果実は長さ1,6〜2cmの細長い円柱形で弓形に曲が
る長角果である。
よく似ているスカシタゴボウは、果実が短角果なので、果実を見て区別できる。
キカラスウリ[黄烏瓜]
ウリ科、多年草、花期:夏〜秋
分布:日本全土、場所:荒地
荒地に見られるつる性植物で、根は肥厚して長く
伸び、細い茎は葉と対生につく巻きひげで他の物に
絡みつく。巻きひげは2〜5つに分枝し、葉は円心形
で殆裂けないものから3〜5に中裂するものまで様々
であどる。液果はカラスウリより大きく10cmほどの
ほぼ球形で秋には黄色に熟す。
 

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