vol.148
平成28年06月01日
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☆公園のちょっぴり探検コーナー☆
さくらの会
では、
「野の花を野にある如く」を信条に80種近くの
「野の花」を育てています。
華やかな園芸種の花壇を見慣れている方
には「ただの草むら」との感想をもたれるかもしれませんが、目をこ
らして眺めて頂ければ、万葉の時代から日本人が愛で、和歌や俳句に
も詠まれた草花を見つけることができるでしょう。
1月には寒さの中、ふくいくとした香りが漂い、
蝋梅(ロウバイ)
が咲き始め、
福寿草
が小さな黄色い花をつけ、一気に春の花々が咲き
始めます。
二輪草(ニリンソウ)、仏の座(ホトケノザ)、一人静
(ヒトリシズカ)、浦島草(ウラシマソウ)、山吹草(ヤマブキソウ)、
水仙、白雪罌粟(シラユキゲシ)、雪の下、花筏(ハナイカダ)、
梅花空木(バイカウツギ)、半夏生(ハンゲショウ)、大手毬(オオデ
マリ)、虎の尾(トラノオ)、蛇の髭、踊子草、都忘れ、水引、萩、
油点草、貴船菊
などなど。種をまくでもなし、ましてや肥料はほとん
ど与えなくても、地下茎を長くのばして、自分の一番いい場所で季節
になれば花を咲かせてくれます。古人はなんと優雅な名前を付けてく
れた事でしょう。「女の品格」の著者・坂東真理子さんも「花の名前
の分かる人は品格がある」と書いています。
殺虫剤も極力使用しないように、心がけております
ので、蝶々、
トンボ、カマキリ、バッタ、蝉も生息しています。
ビルの谷間の小さな公園の竹垣の中に、「小宇宙」を感じて頂け
れば幸いです。
☆最近のニュース☆
7月3日(日)には、公園恒例の「七夕まつり」
が開催されます。
短冊に願い事を書いたり飾りをして、楽しいひと時を過ごしましょ
う。当日は、スペースモナークによる歌や踊り、バルーンアートの
披露もあります。皆様、お誘いあわせてぜひご参加下さいね!
(詳細は別ページにて)
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